オープン大会で起こった事

6月30日に、埼玉県戸田市で開催された試合での一幕です。(私は引率していなかったので、保護者から聞きました)
それは、決勝トーナメントの初戦、ファーストゲーム(15点打切り)の、14対14の場面で起こりました。 相手選手が打ったシャトルがバックアウトしたため、線審もアウトをコールし、主審もそのジャッジを認め、ファーストゲームが終了したその時、相手選手のコーチ席にいた大人(恐らくコーチ)が、インではないか?と、主審に異議申立てする行為を行いました。 この時点で、ルール違反です(ローカル大会とは言え、守られるべきルールです)。 選手が審判に対し、ジャッジの確認(質問)をする事は認められています。小学生ですから、コーチが代わって質問する事はやむを得ないと思いますが、異議を申し立てる行為は認められていません。更に驚いた事に、その主審は、そのコーチと同じクラブの子どもでした。 主審の子どもは、同じクラブのコーチ(監督?)からのクレームを却下出来るはずもなく、ジャッジが覆ってしまいました。 本来指導者であれば、たとえ自身の選手からのアピールがあったとしても、審判の判定に異議を唱えではいけない事を指導しなければならないと思います。 そして、次のゲームへ気持ちを切り替えるべきだと思います。

勝ってもらいたい、勝たせてあげたい気持ちは、どの親でも指導者でも同じです。
ですが、ルールを破って勝った試合に、何の意味や価値があるのでしょうか。 
さくらんぼジュニアでは常々、相手がいるから試合が出来る、相手に感謝する気持ちを忘れないよう指導しています。

該当クラブの関係者の方が、もしこのブログを読まれたら、敗れた対戦相手の子どもの身になって考えてもらえたらと思います。